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    物語性について

    物語

    人間は物語で生きている。友人と食事にいった。や、今日は何があったなど、一つ一つの出来事、事柄が物語になる。そして、あんなことがあったよね。といったりして、共有したりしている。人生もエッセイになるので十分に物語になりうるし、友人と何をしたのもひとつの物語になる。人は物語で生きているのだ。


    芸術も物語なしでは語れない。小説は、もう文字で作り上げた物語そのものだ。映画やドラマなどの映像作品も、設計や背景などを作り上げて人の物語を映し出す。ストーリーといったほうがわかりやすいのかもしれないが。絵でも、物語はある。これは、何をしている絵だとわかったほうが、印象としてわかりやすい。音楽でも、詩で物語を創っているものが多い。雰囲気で醸し出すという方法もある。


    こんなにも物語に囲まれて生きているのに、物語を意識しないで生きている人が多いように思う。もう、意識するまでもなく、そこにあるからなのかもしれない。私は、どちらかというと、物語を意識しないで生きてきた。

    最近、世界がほぼ物語で構成されていることを知って戦慄した。まだ、世界には知らないことが多い。


    物語論 (講談社現代新書)

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