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    カオス*ラウンジを現代アートの視点から見る

    著作権商標権侵害、暴力的表現でかつて炎上したカオス*ラウンジであるが、現代アートの視点から分析。

    主に梅ラボの作品を表する

     

    記号化された世界のアイロニーとしての表現だと考えている。それは、当時としてはどこまで意識していたか不明であるが、あまり意識しておらずできてしまったように思える。

     

    東浩紀著の『動物化するポストモダン』で書かれているシミュラークル的な、オリジナルとコピーの差がなくなっていることを受けての表現であり、それをサンプリング・リミックスして表現されている。フラット化してしまった世界を表現しているといえる。

     

    東浩紀が以前、評価していたのは以上の理由からだと考えている。今はど言う立ち位置であるか知らないが。

     

    写実的な絵からの脱却のために抽象画やピカソ的な絵の発生であり、技術があることと価値があることがイコールすることを否定する文脈上にカオス*ラウンジがあり、ダダイズム以降の反既存藝術的、抽象画やピカソからのキュビズムからの反技術主義からもカオス*ラウンジは文脈をもっているであろう。そういう意味で「反体制」的なのである。

     

    同人・オタク的な創作者はこの文脈を持ってはおらず、対立するのはまっとうである。同人・オタク的な「技術主義」と現代アート的な「反技術主義」は折り合うことはないであろう。というのが最終的な意見である。

     

    しかしながら、カオス*ラウンジの当時はもっと自分たちを貫くべきだった

     

    自分自身は擁護しているつもりはなく、興味から分析したまでである。

     

     

    現代アート、超入門! (集英社新書 484F)

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    日本・現代・美術

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