読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

    著作権と文化のメモ

    著作権の解釈について、気になったのでメモとして残す

     

    著作権について

     

    この記事では前提として、オリジナル作品ではなく、主に二次創作のことを扱っている。

     

    「無断転載を注意すると絵描きの独裁になる」という発言について。

    http://memomemo10.hatenablog.com/entry/2013/08/07/002009

     

     

     

    まず、この文章なのだが、

     

    法律的には著作権を筆頭に、無断転載は不正使用であって完全な黒ということがわかります。ちなみに二次創作にも著作権はあります。著作物・著作者には必ずある権利です。

    確かに、著作権法的としては、無断転載は公衆送信権に違反する行為になる

     

    しかし、元記事を書いている方はこうとも言っている

    しかし、それ以前に、思い出して下さい。

    二次創作自体がグレーゾーンなんですよ?(それも限りなく黒に近い)

    権利者は、二次創作をファン活動の一部として見逃して下さっています。

    法律解釈として、二次創作自体は明確に許可されていない限りは、同一性保持権等の侵害にあたる。多くは、"黙認"という、二次創作者の浅い著作権解釈ルールによって運用されている。

     

    この二つの引用から導けるのは、"黙認"という逃げ言葉で他人の権利を侵害していながら、自分の権利を主張するという矛盾した立場である。

     

    こういった二次創作の立場は、絵師的なところにいると見失いがちなところではある。

     

    ■文化について

     

    ・絵師文化

    多くは絵が好きだから描いている。あの絵師さんが好きだから、あるアニメや漫画のキャラクターに憧れて、あるいは友人に誘われて描き始める。

     

    ある程度描けるようになるとインターネットに公開して、交流したりする。

     

    ・カジュアルな文化

    店や、食事、風景。携帯電話にカメラ機能がついてから、さまざまな写真がインターネット上にアップロードできるようになった。インターネットを利用している人は多かれ少なかれ、それらのものを消費している。

     

    画像を使ったコラージュや転載もいたるところでみうけられる。Twitterやブログ、インターネットのさまざまなところで行われており、カジュアルな文化として成立してるといえる。

     

    著作権についても、CCやGPLなど自由で緩やかな流れが生まれつつある。

     

    ・カジュアル文化の問題点

    写真に許可を得ていない誰かが写り込んでいたら、肖像権違反であるし、違法にアップロードされているものは、数多くある。転載され尽くしたやテキスト、画像はもはや、誰が元々の著作権者であるか、調べようがない場合が多い。権利関係に詳しくないので、簡単に権利侵害を犯す。

     

     

    ■まとめ

    転載する人も、こういうものが見て欲しくて。と悪意なしで共有する。

    絵を描いている人も自分の描く絵が見て欲しくて。と悪意なしで共有する。

     

    転載の人も転載可の物を転載してるかもしれないし、権利侵害してるかもしれない。

    二次創作している人も著作権に触れない範囲で絵を公開してるかもしれないし、権利侵害して、絵を公開しているのかもしれない。

     

    権利というのは難しい。

     

    著作権を厳しく厳密運用すると、ディズニーのように厳しくなる。そのような世の中は、とても息苦しい。カジュアルな文化も行き過ぎれば、著作権者が困り果てる無法地帯になる。文化と著作権を両立させるためには、ある程度妥協が必要であり、そのために、著作権親告罪なのである。どれだけの権利を使うかは自由なのである。

     

    文化と著作権はかなり人それぞれな部分が大きく、難しい。

     

     

     

     

    -------------

    ・まとまらなかったメモ

    どうせ、メモなんで、削除しないでおいておく。時間があるときに、ネタにしたい。もくは、だれか、ネタとしてどうぞ。

     

    インターネットは様々なコミュニティがあり、自由に行き来できる。自由なために、自分がいるコミュニティを超えるて交流ことがある。自分たちのコミュニティの暗黙のルールが、他のコミュニティの人に何も言わず理解してもらえるはずはない。そういう意味では”インターネットリテラシー”と言う言葉はある意味マジックワードであるといえる。

     

     

    知的財産法入門 (岩波新書)

    知的財産法入門 (岩波新書)