幽霊船と物語

    幽霊船というと、とてもオカルティックで、物語として面白く事実以外の尾ひれがつく

     

    有名なのがメアリー・セレスト号だ。

    1872年12月4日にデイ・グラチア号によって漂流中のメアリー・セレスト号が発見される。デイ・グラチア号の一等航海士オリバー・エボーはメアリー・セレスト号に向かい、船内に入ったが、人はおらず、1.1メートル(3フィート半)浸水しており、船全体がびしょ濡れであった。食料と積み荷は残されていて、六分儀とクロノメーターは無くなっており、掛け時計は止まっており、羅針盤は壊されていた。状態から船は破棄されたと推測された。

     

    というのが事実らしい。

     

    尾ひれを弾いた話としてはこんな話がある。

    船員がメアリー・セレスト号に入った時、食事が作られており、おいてあった茶はまだ温かかった。

     

    これは、コナン・ドイルが書いた『J・ハバクック・ジェフソンの証言』という小説からきており、そこで出てくる船の名前が「マリー・セレスト号」というややこしいなまえだったから混同されたと推測される

     

    メアリー・セレスト号はなぜ破棄されたかまだ解明されてはいないが、積み荷であったエタノールが気化して爆発して避難したという説と、強風に煽られて操船不能となり、船を破棄した説が有力であるようだ。

     

    他に有名なのがフレイング・ダッチマン号だこの船は、さまよえるオランダ人号とも呼ばれる。アフリカ大陸の南端、喜望峰近海でオランダ人船長が海の女神(あるいは風)を罵って呪われ、船長はたった一人で海をさまよい続けることとなる。

     

    ワーグナー」のオペラ、「さまよえるオランダ人」の題材とされ、7年に1回だけある港に上陸でき、乙女の愛を受けなければ呪いは解かれない。この作品はその物語をとりまく状況を表現している。救われる版と、救われない版。2版あるようだ。

     

    また、映画作品の「パイレーツ・オブ・カビリアン」でも、この船を題材とした作品が公開された

     

    ベイチモ号という実在する船があり、アラスカで交易航海していたところ、氷に挟まり、船を放棄した。その後、何度も回収に向かうが、成功せず海を漂う。

     

    最後に目撃されたのは1969年。建造されてから55年、放棄されてから39年である。長い間、海を彷徨った時過材する幽霊船で、この船もいろいろと、尾ひれを弾いた話が尽きない。

     

    メアリー・セレスト号

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88%E5%8F%B7

     

    フライング・ダッチマン

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%9E%E3%83%B3%E5%8F%B7

     

    ベイチモ号

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%A4%E3%83%81%E3%83%A2%E5%8F%B7